◆あきたまるまるマルシェ誕生ストーリー◆


 

■きっかけとなった里山での森のようちえんの活動 

 

私達(発起人:名取憲子、鈴木康)は
森のようちえん おおきな木という 

育児サークルを運営しています。

 


毎週、秋田市雄和寺沢の里山で、
未就園児を自然の中で遊ばせ、手作りのお昼ご飯やおやつをみんなでたべて・・・。

 

 

時々、寺沢地区の人々と季節の行事を楽しんだり、

『がっこの学校』と称して、秋田の伝統食を教わるなど
親交を深めています。

 

私たちはサークル活動をしていく中で、
 

シュタイナー人間学に基づいた保育の環境が、
ここ秋田の里山には、すべてととのっている!

 

ということが改めてわかりました。


 

 

毎週顔を出して、仲良くしてもらううちに

 

地元の方たちは、
毎週こどもたちが来ることをすごく楽しみにして、元気になっていきました!

 

 

私たちは、

 

差し入れされる美味しい家庭料理のレベルの高さを知り、
年間を通した暮らし・営みのリズム(種付けから保存食作りまで)に

感銘を受けました。

 

 

ー 子どもは出て行ったきり戻ってこないし、
ー 田んぼはもう、私の代で終わりだナー、

という、ナナメの関係だからこそ愚痴れる

おばあちゃん達の本音みたいなものも

よく聞くようになりました。

そして、

顔を合わせるたびに

増える思い出。

 

募る想い。

 

 

美味しい漬物。

煮もの。

おはぎ。

干し柿。

 

 

季節にそった食べ物は、

私たちの心とからだを

着実に元気にしてきました。

 

 

言葉を交わすごとに、

親しみがわいて、

肉親とは違う、

不思議で温かい関係。

 

 

地元の方達へ恩返ししたい・・・


おばあちゃんたちの作った美味しい家庭料理を

ちゃんと次世代つなげていきたい。

 

 

 

とても大きな「きづき」となりました。

 



◆ マルシェは恩返しの第一歩 ◆


今年はじめ、ひょんなことから、

私たちは、秋田市が主催した、
まちづくり事業プランコンテストにプランを応募しました。

そして、なんと、
最優秀賞を獲得!

そのプランとは、

秋田で無償で受け継がれてきた食と、

それを支えてきた人たちに出会えて、
美味しいものに触れ、食べられ、買って帰れる、
都会でみかけるような
おしゃれなマルシェを、
秋田で開催したい!

というものでした。

(このプラン&受賞のニュースは朝日新聞.pdfにも掲載)

■ まるまるマルシェが わたしたい つながってきた おいしいもの

 

 

 

 地産地消の食をテーマにしたビジネスは、
道の駅、地元スーパーの産直コーナーなど、成功事例がたくさんあります。

でも、そこに、単なる野菜の売り買いだけではなくて、



 この地域の(家庭の)女性を中心に、

 暗黙知で継承されてきた食文化のレベルが《高い》ということ、

 それが、
 社会の変化を背景に、継承される仕組みがすたれてしまい、

 絶滅の危機にある、ということ、

 だから、
 家庭だけではなく、地域内外の人が関わって、

 伝えていける仕組みを新たに作り直そうという視点、

 それも、
 ○○ばあちゃんの△△、的な、のりではなく、
 ちゃんとデザイン性も今のライフスタイルに合うように高めていく、という視点、


そこをまるまるマルシェのオリジナルスタイルとして

伝えていきたいと思います。


外から来たからこそ、消費者に近いからこそ感じることを・・・。

そんな、
こどもを育てる経験の中から生まれた視点を、実現させようと、
私たちは動き出しています。

まるまるマルシェは、単なるイベントだけでなく、
きちんとメニュー提案なども行っていきたいと考えています。

ここから生まれた食のプロダクト(生産品)が

一品でも多く、秋田でも、そのほかの地域でも、

ダイニングテーブルをそっと支える光景が、
今の私たちの一つの夢です♪

たくさんの女性と、男性と、子どもたちの心とからだに、
喜んでもらえるものが、生まれていくといいなあ、と。

 

 

あちらこちらから聞こえる「美味しいね!」を目指して、

次世代にもつなげていきたいと思っています。